フライパンのだいこん畑

壁紙 クロス貼りメインの内装職人です。工事の仕方や道具等での便利なことや施工管理のことなど、好き勝手つぶやく感じです。
フライパンのたまねぎ畑もよろしく。
 

2014年11月03日

パテ時のファイバーテープについて

こんにちはフライパンです。

今日はクロスのパテについて語りたいと思います。パテと言うのは下地処理ですが、個人的にはもっとも大事な工程だと考えています。パテでうまくいっていないとクロスの仕上がりに大きな影響がでてしましますね。ラーメンで例えるならスープでしょうか。

私はパテをするときボードの切り口面にはすべて3.5cmほどのファイバーテープを貼ります。あくまで切り口面のみです。もともとテーパーになってる部分については私の経験から行くと必要ありません。クラックや割れは0ではないにしてもよほど負荷がかからない限りほとんどないです。

ファイバーテープの跡が出るでしょと嫌う方も多いですがやはり絶対的に強度の補強になり、あとあとのクレームは減るんじゃないかと考えています。パテの手間はかかると思いますが、慣れてくると苦にならなくなります。貼る手間はありますが、パテの回数は減るんではないかと考えます。

貼らない場合、浅い面取りの場合は抜きとしてもある程度の深さがあると3発くらい打たなければ収まらないんじゃないかと思いますが、ファイバーを貼ってあるとだいたい2発で収まります。ファイバー貼る手間とパテをもう一回打つ手間たいして変わりませんよ。

ちなみにファイバーはわたしはやわらかめのものを使っていますがこれはまた画像でシェアさせていただきます。固めのものは建物の動きにおそらくついていけません。やわらかすぎると貼りづらかったりほつれたり今まで使ったなかで一番よかったものをまた紹介させていただきます。

ちなみに今写真がないいんでまた次回と言うことで。


追記です。

私が使っているタイプのファイバーテープです。
0.22厚の35mmを使用していますが幅50mmも最低1巻は常時持ち歩いています。

NEC_0827.JPG

40371886.jpg


★楽天 ファイバーテープ★

関連記事一覧
大きいパテベラと小さいパテベラ
パテの種類とメリット デメリット を分析
パテ時のコーナーテープについて


posted by フライパン at 04:36 | Comment(3) | TrackBack(0) | パテ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めてコメントさせていただきますm(_ _)m
今お家を建設中なのですが、色々な事情から、内装のパテ処理とペンキ塗りを自分達でやる事になりました。悪戦苦闘しながら現在パテ処理をしているのですが…継ぎ目の部分にファイバーテープを張らずに直接パテを塗ってしまいました…素人なら尚更…割れなどの支障が今後でてくるでしょうか⁈初めてのコメントで長々と申し訳ありませんm(_ _)m
Posted by 中野 at 2016年11月10日 10:21

中野さん>>

コメントありがとうございます。返事遅くなりすみません。


仕上がりがペンキの場合はクラック(ひび割れ)が直接表面に出てくると思いますので、一度打ったパテの上からでもファイバーテープを貼ってパテを打ちなおしたほうが間違いないと思います。


仮にパテを少し盛ってしまっているようでしたら少し削ってからファイバーを貼る。



ボードが両端、面を取ってあるタイプ→継ぎ目がVになり紙を巻いてある場合はクラックが入りづらいので私はクロス施工の場合ファイバーテープは入れませんが、クラックが入らないと言い切れないので入れたほうが良いと思います。



ちなみにファイバーテープを貼ってもクラックは起きる可能性はあります。可能性を減らすためのものですね。



大変かと思いますが、大切なお住まいだと思いますので頑張って下さい。笑




Posted by フライパン at 2016年11月11日 19:22
お忙しい中、ご丁寧なご返信を頂きまして、本当にありがとうございましたm(_ _)m

ファイバーテープ貼り直して見ますm(_ _)m
Posted by 中野です。 at 2016年11月12日 10:25
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
記事内に移転先URLあります
検索
 
ファン
よく読まれている記事
最近の記事
カテゴリ
過去ログ