フライパンのだいこん畑

壁紙 クロス貼りメインの内装職人です。工事の仕方や道具等での便利なことや施工管理のことなど、好き勝手つぶやく感じです。
フライパンのたまねぎ畑もよろしく。
 

2014年12月31日

クロス糊は濃いほうがジョイントの収まりが良い。

こんにちはフライパンです。

今回はクロス糊の濃さについてシェアしたいと思います。

私はクロス糊は濃いほうが良いと思っています。濃いといっても濃く練る言うことです。ひとによってはこんなに濃い糊使っているの?と私の糊についていう方もいるくらい私は濃い糊を使っています。基本的にはスーパーグルー96@を使っていて、どの程度の割合かというと説明書どおりの13〜14ℓで希釈していますが、冬場や汚れ防止クロス等を貼るときがみんなと違うんですね。目指すはウォールボンド100くらいの濃さを基準にします。機械に糊を入れても流れないみたいなかんじでしょうか。

なぜ濃い糊を使うのか?
ジョイントの収まりが全然違ってきます。汚れ防止クロスやスーパーハード系のクロスは糊をほんの少し濃くしてあげるだけで収まりがかなり違ってきます。私が言うほど濃くしなくとも皆さんがいつも練る割合より1ℓ少なく練ってみてください収まりや貼りやすさが全然変わってくると思います。

濃い糊を薄くこれが基本だと思います。
薄い糊を濃く塗っても乾きは早いですし、ジョイントの収まりも悪いことが多いです。濃い糊を薄くつける分には乾きも早くならないしジョイントも収まります。糊もはみ出してこないです。よかったら試してみてください。

デメリットは糊が拭きづらくなることですが、前にも書いたんですが、霧吹きを使うことによって糊の拭き取りは良くなると思いますのでぜひ試してみてください。

ウォールボンド100のような糊は折りじわも取れやすいです。
私はあまりウォールボンドは使いませんが、ウォールボンド100のような原液タイプの糊は折りじわがつきづらいと思います。材料だけでなく季節に応じても糊を使い分けると作業効率はよくなりますね。


張り替え時はシーアップのようなシーラーをかけるとジョイントはさらに収まるようになる。
張り替え時でなくとも新規でも良いのですが、シーアップを前もってかけるとジョイントの収まりは格段によくなります。ぜひこれも試してみてもらいたいと思います。張り替え時の汚れ防止クロス施工時ジョイントがわずかに跳ねるみたいなことが経験ないでしょうか?ジョイントのくる部分だけでも良いのでシーアップをかけてやると綺麗に収まります。


それではまた。

posted by フライパン at 02:31 | Comment(2) | TrackBack(0) | クロスの貼り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
先日仲間同士で、説明書きにある分量の水でノリを練る人なんているのかな?なんて話していた所でした。
そんな中、フライパンさんの記事を偶然発見し、面白そうだから実践してみた所、、、、


はっ、はっ、貼りやすい‼

今まで20年位何してたんだろ〜。
まわりの人達もユルユルの糊だったので気にした事もなかった、、、

ありがとうございます。
大変勉強になりました。
Posted by ハッサン at 2016年04月18日 12:53
コメントありがとうございます。

こんなコメントいただけると正直うれしいですし励みになります。自分よがりなブログですが自分が良いと思う情報は出し惜しみなく発信させていただこうとおもいます。

Posted by フライパン at 2016年04月18日 18:57
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