質問いただいていたので私なりの回答となります。
下張りした上での建具にジョイントが必要な場合はどうしたら良いか?ということですが、
以前こんな記事をUPしました。読んでみてね。
ふすまにクロス貼るときどうやるの?
ふすまの下地処理、剥がしてみたら古いふすま紙が・・
ふすまの引き手の外し方
で、 ↑の記事で書いてある通りわたしはふすま等はチャチリ(下張り用の紙)を貼ってからクロスを貼るということをよくします。
話を戻しますがチャチリを貼った場合はジョイントはどうするの??
基本的にジョイントは不可ですね。以前ジョイントをしたことがあったのですが、そのときは切らずに突き付けてさらに和紙も入れましたが次の日、おもいっきりジョイントがぱっくり開いていました。笑
どうしよーって感じでしたが、私、まだ若い衆でしたので、当時の親方とお客さんの話し合いでトラブルなく解決しています。そもそも親方は無理と言っていたようです。
それから数年後??10年以上??今度は私が別のお客さんですが直接頼まれ、チャチリとジョイントは不可だと説明した上で、重ねれば大丈夫だろうという憶測のもと施工させていただき、重ねはコーキングを入れて問題なくおさまりました。
そのときはすでにクワチリの存在を聞いていましたが、10年に1度の頻度の工事のためにクワチリ1000枚は買えないでしょと考えたと思います。
このクワチリ、名前はふすま職人上がりのクロスやさんに教えていただいたのですが実際にも見たことがあります。かなり古い家のクロスの張り替えをやらせていただいた際に家の壁がすべてこのクワチリで貼ってありました。知らなかった私はほんとびっくりしましたね。
なんだ、この画用紙みたいなのは!?チャチリのように貼ってある!?うわ!?ボードのジョイントにパテ全部うたなきゃなんねーじゃん!!糊の付いたとこ厚みがかなりあるんだけど大丈夫かな?とか思いましたね。
いい勉強になりました。
貼りかえる前の仕上がりはとてもきれいだったのを覚えています。ジョイントは特に開いたりもしていなかったので、普通に貼れるんですよね。
ちなみに貼る順番ですが私ならば↓のようにすると思います。
が、
ほんと経験値不足なので他サイト等見てみてください。
クワチリは紙も厚いので切り口もくいさきに切りたいんですよね。切るという表現より破くという表現の方が適切だと思います。
チャチリも本来は破いてくいさき状にするのが本来の施工法だと思いますが、私はカッターで切っています。
クロスだとほとんど下地にでませんが薄いクロスの場合だとやはりくいさきの方が下地に反映されずらいですね。
クワチリで探しても見つからない??名前がちがっていたが需要がなさずぎるのか??
あやふやでごめんなさい。
クワチリが手に入らなくても厚手の障子紙で代用できそうな気もしますが、機会があったら試して見ます。
ためしたよーって人がいたら報告ください。笑
わたくし、素人ですね。笑
力に慣れなくてすみません。
それではまた。
なるほど、重ね貼りですか。思い付かなかったです。ビニールクロスより、紙の方が収まりが良さそうですね。
また一つ賢くなりました。
例えば、古い建材下地なんかの時に、全面パテより、クワチリ?ってやつを全面に袋貼りする方が見た目的にも、効率的にもいいのかな?なんて、考えちゃいますね〜。あと、クラックの入ったモルタル面とか、ルナファーザーとか、無理やり剥がしてガタガタになった下地とか、ウ〜ン‼
袋貼りが出来るなら、、、、ですが
コメありがとうございます。
全面パテより、クワチリ?ってやつを全面に袋貼りする方が・・>>
よほど下地が悪い場合には効果的かもしれないのですが、クワチリを全面袋張りする手間はかなりのものだと思います。
またクワチリ自体わたしが見たものはかなり厚いものだったので、やはり薄いクロスの施工にはどうかな??みたいなところもあります。
私もこのクワチリ自体に関しては、なにぶん経験がないので憶測でしか書けなくてすみません。
よく思うのは障子紙を一度糊付け機で糊をつけて下地調整に使えないかな??というのは考えるのですが、実際やる勇気がないです。笑
ちょうどコアファーザー??(クロスの上にクロスを貼る素材)名前あってるか微妙ですが、のようにですね。
障子紙を下地調整に。
ちょっと違うかも知れませんが、水分を含んだ時の裏打ちの特性で、紙は伸びて、掲示板の様に布の時は縮みますよね。
自分は、パテをした時に膨らんだ状態でパテが固まるのが嫌いです。
そこで、水分を吸収しない下地調整材料、もしくは、膨らんだところを打ち消し合う縮む素材の布などがあれば良いのですが、、、
ダイノックシートなどはどうでしょう。パテが付かないですかね?
って、そこまで時間、金銭を掛けられる現場が無いのが現実。
⁈⁈⁈、イヤ、自分で納得いくまでやれば良い。お客さんの顔色伺いながら仕事するより、自分の持っている技術をぶつけて、どーだーっ‼みたいな、、、、脱線しました。
水分吸収で縮む寒冷紗があれば良いのに。
こんにちは張り替え時の下地調整はほんと悩みます。
以前の記事でで書いたのですが、パテならば乾燥型を使えば張り替えの時のパテを打った時のふくらみは乾燥と同時にかなり引けるのですが、
パテの種類を硬化型と乾燥型と2種類持つ必要が出る
乾燥型は即効性がない
乾燥型は仕上げ専用のパテで接着がイマイチ
という理由で私は使うのをやめてしまいました。
乾きを待てる現場であれば使い勝手は良いですよ。
下地調整も手間ひま、かけるときりがないですが、予算との兼ね合い、お客さんの要望、現場の下地状況それこそ自分の納得度によってかわるので難しいところです。
パテ以外の現場の状況に左右されない下地調整材、方法がほしいんですよね。