なんで手間職人だからとか一生手間職でいいのかとか馬鹿にした風潮があるのでしょう?
私はね、むしろ一生手間職で生きていくと決めてる人がうらやましく思います。
目次
そもそも手間職人とは?
手間職人を馬鹿にする人たち
手間職人に限らず人それぞれ好きなことやってる人が幸せ。
立場によって考え方は変わるよね。
そもそも手間職人とは?
私の考えといいますか私が思っている話ですが、技術を提供する人たちです。
クロス工事や壁紙工事でいうと材料は元請けとなる人たちが買ってそれを貼ることだけを商売としている人たちです。
大工さんならば設計や材料の手配、現場の管理は工務店が行い家を建てる技術を提供する人たちですね。
手間職人を馬鹿にする人たち
けっこういるんですよ。批判的な人たち。
一生手間職人でいいのか?とか、材料持ちでやらないとしょうがないとか、大きい仕事をやれよとか、クレームがあると手間職はしょうがないなとか。
そういうことをいう人たちは元請けをたくさんしていたりとかある程度社会的に地位が高い人が多いです。
ちなみにですが私の立場は手間受け工事をすることもありますが元請け仕事は多いです。
でもね、元請け仕事よりも手間受け工事のほうが私は好きです。
手間職人に限らず人それぞれ好きなことやってる人が幸せ。
仕事ってさ向き不向きがあるんですよ。クロスをきれいに貼る事に生きがいを感じる。
家を超正確に建てるのが好きとか、クレームゼロの仕事をしたいとか。
逆に段取りが好き。お客さんと話すのが好き。イメージどおりの家を設計したい。クロスの柄を考えてアドバイスするのが好き。いかに利益をだすか??お金儲けが好き。
好きなことやればいいじゃん。好きなことしてるのが幸せだと思います。
ちっぽけな人間だとかいう人たちいますが、関係ないよね。手間職人さんたちがいないとあんたたちだって困るでしょ??
一生手間でいいのか?? いいんです。それが好きなんだから。
段取りするのがめんどくさいんだよ。それよりもきれいに貼ることだけを考えたい。
立場によって考え方は変わるよね。
だからつってね元請けの立場の人たちのこともすごいと思っています。こんな大きい工事とても段取りできないよ。打合せしてても頭こんがらがっちゃう。
見積りの段階であまりにも金額が高くなるとびくびくしちゃうよね。
次の工事はこの職人さんですぐにあっちの職人さんを手配して、駐車場も管理して、打ち合わせもして、材料を手配してあっちの現場も行って、あー元請けさんてめちゃ大変だよね。
でもそういうのが好きな人もいるわけでしょ?
好きなことやってるのが幸せだと思うんです。地位も名誉もいらないな。
嫌な仕事もやらない。
好きなことを仕事にしている人ってすばらしいと思います。
クロス貼りにしてもペンキ塗りにしても大工工事にしても自分の技術でいかにきれいに仕上げるかだけを考えるとか幸せだと思うんだよなぁ。
私もクロスを貼ってるだけでいいならそっちのほうがいいかなとか思うのですが現状を変えるのが恐い小心者です。笑
別に病んでるわけではないですよ。話題で上がった時に私はそれはちょっとちがう考え方だなと思いましたがその場でこの意見をいうとめんどくさい議論になりそうだったのでこっちで書いてみました。笑。
それではまた。
『わたしと小鳥と鈴と』by金子みすず
みんな違って みんないい。
こんにちは。お久しぶりです。
「わたしと小鳥と鈴と」ググって見ました。いい詩ですね。ありがとうございます、笑。